産前産後の腰痛

妊娠中や産後は腰痛がつきもの。何故腰痛が起きるのか、ケアできる方法をお伝えします。

ホルモンの仕業

体は骨と筋肉で支えています。しかし妊娠するとリラキシンというホルモンが出て関節を緩めます。（これのお陰で骨盤が開きやすくなり、赤ちゃんがスムーズに出てこれます）骨（関節）の方が手を抜いてしまうので（笑）筋肉が超頑張らないといけなくなる上に、体に負担がかかりやすくなります。リラキシンは一説によると産後3ヶ月まで分泌されると言われています。つまり産後も影響して、腰に負担をかけるのです。

どんなケアをすればいい？

ホルモンの分泌を止める事はできないので、頑張っている筋肉のケアに目を向けてあげましょう。例えばスポーツ選手は筋肉を酷使した後、マッサージやストレッチをして筋肉を緩めたり休めたりしていますよね。それと同じようにケアをしましょう。
入浴した時に軽くマッサージしたり、寝る前にストレッチしたり、骨盤ベルトを上手に使いましょう。
お金を払ってプロに解してもらうのもアリです。はなみらんでも骨盤ケアを含む背中周りの産後ケアもしています。ご自宅出張も2種類あります。

わが子のために頑張ったママにケアを

40週間駆使した筋肉＆動かない範囲まで開いた骨盤＆体中の関節が緩んでいるという状態で約3キロのお米を持つ…これが産後女性の現状です。そりゃ腰痛も起きます。
リラキシン前提で考えると、産前産後の腰痛は「赤ちゃんを安全に迎えてあげること」の副産物です。なので「嫌な物、迷惑な物、消したい物」と考えるより「可愛い我が子のために起きている腰痛をいかに和らげるか」という見方に変えて、頑張っている自分自身を労わるケアをしてあげましょう。

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