会陰(えいん)マッサージを知っていますか?
産後ママにアンケートを取ったところ「妊娠中にやっておけばよかった」と思ったことの内のひとつに会陰マッサージが上がってきました。
今回は会陰マッサージのメリットをお伝えします。
会陰切開(えいんせっかい)って知っていますか?
『出産のときにアソコを切る』『産後はお股が痛くて辛かった』
そんな話を聞いた事はありませんか?
「会陰(えいん)」とは肛門と膣の間の部分です。
産まれてくる赤ちゃんの頭の直径は10センチ程。なので、会陰部も10センチ伸びると言われています。伸びなかった場合はどうなるかというと、裂けてしまったり、先生がハサミで切ったりします。
切った場合と切らなかった場合の産後は雲泥の差。
1人目出産時に会陰切開をしてしんどい思いをした方が、2人目出産時に切開せずに産後を迎え「こんなに産後が楽だなんて嘘みたい!」と感動した程です。
会陰マッサージは、そんな裂傷や切開を避けるために妊娠中に行うセルフケアです。
会陰マッサージってどうやるの?
入浴後の清潔な状態で、会陰マッサージ用のオイルを使って指でマッサージをします。
マッサージ用のオイルは会陰専用のものも販売されていますし、ボディケア用のオイルなども使えます。カレンデュラオイルが使われることが多いようです。
マッサージも、膣の入り口に指を突っ込むものから、表面だけをマッサージするもの、コットンを使うもの、オイルパックをするタイプまで様々。
当サロンではマタニティ専門サロンとしてお勧めできる会陰マッサージ用オイルを何種類かご用意して、希望される方にご案内しています。
本当に切開が防げるの?
何事にも絶対はありません。
でも「切らなかった」「切ったけど狭い範囲で済んだ」「やってよかった」という声はとても多いです。
実際にヨーロッパで行われたこんな実験があります。
①会陰マッサージをしたグループとしないグループに分ける
②ふたつのグループの会陰切開率と産後の経過について確認
③会陰マッサージをしたグループの方が、切開率が低かった
④切開となった産婦も傷の回復が早かった
④産後の体力回復も良好だった
産後の体力低下や疲弊度、体の痛みはとても大きく「出産より辛い」という産後ママも多いです。
会陰マッサージはそれを少しでも和らげることができる妊娠中のセルフケアと言えます。
赤ちゃんの道と出口
赤ちゃんがどこから出てくるか意識したことはありますか?
赤ちゃんはお腹の中にいるので、妊娠中はついお腹にばかり意識が行きがちですが、赤ちゃんが生まれてくるときのゴール地点を意識するのも大切なこと。
どこかに行くとき、目的地を意識しますよね。
目的地と道順をグーグルマップで確認しませんか?知らない場所にいくとき、それをいしきしなければ迷子になってしまいます。これは出産時にどこに意識を向ければいいかということに結びつきます。
会陰マッサージはその「赤ちゃんの最終的な目的地(出口)」を妊娠中に意識することができる手段でもあります。
妊婦専門だからできること
あなたがより快適な妊娠生活を送り、健やかな出産を迎え、快適な産後となるように、マタニティ専門アロマセラピーケアサロンはなみらんでは妊娠中に様々なアドバイスをしています。
現在、会陰マッサージ教室は休止中となっていますが、会陰マッサージに興味のある妊婦さんが「知りたい」「マッサージを始めたい」と思ったタイミングで会陰マッサージ方法を知ることができるようなコンテンツの準備中です。
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