これが妊娠線?
妊娠20週前後から(個人差はあります)おへその辺りにスッと縦に黒っぽい線が入ることがあります。
見目麗しいとは言い難いですし、これを妊娠線だと思う妊婦さんもいますが、これは妊娠線ではなく「正中線(せいちゅうせん)」というものです。
妊婦さんのおよそ70%にこの線は現れると言われています。
でもマタニティフォトで見たことない…
「でも、芸能人のお腹って綺麗だよ?」
「そんな線の入ったマタニティフォト見たことない…」
そんな風に思うかもしれませんが、それは修正をしているからです(笑)
マタニティフォトは記念写真です。記念写真は誰でも綺麗な状態を残したいですよね。だから正中線が入っていても消してしまうことが殆どです。
「正中線」って何?
これは「細胞分裂の痕」と言われています。
私達はたった一つの細胞が分裂を繰り返して誕生・成長し、今の姿になっています。その一番最初の細胞が分裂した時の痕がこの「正中線」だと言われています。
なので、人間なら…いや、動物なら老着男女誰にでもあるライン。よく顎が割れている人がいますが、これはそれの名残とも言われています。
妊娠すると目立つようになる
常に体の中心にある線なのですが、そんな大昔の細胞分裂の痕なので目立つことはありません。
ただ、妊娠すると目立ってきます。
お腹が大きくなり皮膚が伸ばされ薄くなったり、ホルモンバランスによって肌が黒っぽくなるメラニン色素の働きにより、見えるようになってくると言われています。乳首や脇、ビキニラインが黒ずんでくるのと同じですね。
ずっとこのままなの?
妊娠していることが原因なので、出産すると自然と消えるので安心してください。個人差はありますが、産後半年から1年で何もしなくてもスーッと消えていきます。
産後は慣れない赤ちゃんのお世話の毎日で、自分に目を向ける余裕などなくなってしまうママが多いので「あれ?そういえば正中線どこ行った?」と、気付いたら消えていた…というパターンが多いです。
順調な証
ある意味、妊娠が順調に継続していてあかちゃんがすくすくと成長している証。妊娠中にしか現れないものなので、愛でるくらいの気持ちでいてください。
美容皮膚科に行ったりする必要もないので、安心してくださいね。
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