リボンをくるんと輪にしたモチーフを見たことはありませんか?これはアウェアネスリボン(Awareness ribbon)と言って社会問題に対しての啓発活動や支援の意志を示すシンボルマークです。あなたはピンクとブルーのリボンの意味を知っていますか?
赤ちゃんを亡くした家族へのケア
リボンの色は各問題によって異なり、それは世界で統一されています。
ピンクなら乳がん、オレンジなら児童虐待防止、グリーンは移植医療普及などです。
そしてピンク&ブルーリボンは赤ちゃんを亡くしたご家族への心のケアや支援の必要性の啓発を意味しています。
流産や死産は特殊なものじゃない
厚生労働省の調査では、流産を経験したことのある女性の割合は約40%、また死産率は約25%と言われています。
それ以外の赤ちゃんの死を含めると、更にこの割合は高くなることが考えられます。そうなると妊娠を経験したことのある女性やその家族はかなりの確率で新しく授かった小さな命を失うという経験をしていることになります。
産婦人科で私が目の当たりにした新生児死
はなみらんは都内総合病院の産婦人科に出向していたことがあるのですが、その際スタッフエリアの奥で小さな白い棺を見たことが何度もあります。
死産だったママのケアも何名もさせていただきました。その中で一度だけ、亡くなった赤ちゃんを抱っこさせて貰ったこともあります。その時の腕の感触は何年経っても忘れられません。
それ以降、はなみらんはこのピンク&ブルーリボン活動を支持しています。
Baby Loss Awareness Week
毎年10月9~15日はBaby Loss Awareness Weekと言い、赤ちゃんを失った家族とその赤ちゃんに想いを寄せる国際的な啓発週間です。
最終日である15日の夜7時にはキャンドルを灯して、短い期間だったかもしれないけれど間違いなく私たちに幸せを運んできてくれた小さな命を偲び、思いを馳せるキャンドルナイトです。これはイギリスを中心に世界中で行われます。
命の奇跡に想いを寄せて
今、お腹に赤ちゃんがいるあなたは、赤ちゃんが元気に育っていることに感謝して、
赤ちゃんを亡くした経験のあるあなたは、同じ経験をしたことのある他の家族と共にキャンドルに火を灯してみてはいかがでしょうか。
妊婦専門サロンオーナー花香総合病院産婦人科とマタニティ専門サロンで妊産婦ケア10,000件以上、カウンセリング 50,000時間以上、HotPepperBeautyマタニティ部門東京エリア12ヶ月連続No.1の経験から、妊活から妊娠、そして健やかな出産まで迎えるためのヒントお伝えしています。
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