会陰マッサージは会陰切開の回避だけが目的ではありません。前回の記事に続き、今回もマタニティマッサージ専門サロンの店長である私の想いを綴らせていただきます。今回のお話は会陰マッサージについてです。
会陰切開回避だけじゃない
会陰(えいん)マッサージって知ってますか?
出産時、おまたの部分(会陰部)が裂けたり、切ったりする場合があるのですが、それを予防するために妊娠中にそこをオイルでマッサージする妊婦さんのセルフケアです。
はなみらんでも会陰マッサージの教室をやっているのですが、会陰切開(会陰部を切ること)の回避だけが、会陰マッサージのメリットじゃないなと感じています。
出産と向き合う機会になる
会陰マッサージって「出産」と向き合うツールのひとつだと思うんですよね。
もちろん、会陰マッサージの第一の目的は会陰切開を避けることです。でも「出産の実感が沸かない」とか、無意識のうちに「先生(病院)に産ませてもらう」という感覚でいる妊婦さんが「違う、自分が産むんだ」と出産に向き合うきっかけを与えてくれるもののひとつだと私は思うんです。
出産への意識の高い人は安産傾向にある
前回の記事も読んで欲しいのですが…
▼前回の記事「なにをもってして安産か」
安産って定義がないものなのですが、私は
①満足する出産ができたかどうか
②本人が安産と思えたかどうか
が安産に繋がっていると思っているんですね。ちょっと壮絶な内容になっていますが、詳しくは上記の記事を読んでください。
で、①②を満たすには妊婦さん自身がきちんとお産と向き合うということが必須だと感じていて、会陰マッサージは正にお産と向き合うきっかけをくれるものなのです。
会陰マッサージは安産へのツール
「会陰マッサージをすれば安産になる」みたいな乱暴な言い方をするつもりはありません。ただ、会陰マッサージは単に「切るのが嫌だから予防するもの」というだけではなく
・出産に向き合う機会をくれるもの
・安産に繋がるヒントをくれるもの
・健やかな産後を迎えるためのツール
という側面もあると、前回の記事から痛感しているんです。なので、はなみらんの会陰マッサージの教室ではマッサージの仕方だけでなく、そちらの側面も含めてお話をしています。
大事だからもう1回張っとこ(笑)
当事者意識で安産を呼ぼう
私は妊婦さんが大好きです。
妊婦さんには全員笑顔で「お産、頑張った」「いい出産ができた」「安産だった」って言ってもらいたいんです。
だからそのきかっけになり得る会陰マッサージも推しています。おしまい!
※若干間延びした内容になってしまったので、次の投稿で少しまとめた記事をUPします!
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≪書いている人≫
ハナ店長/マタニティマッサージ専門サロンオーナー
総合病院産婦人科とマタニティ専門サロンで妊産婦ケア10,000件以上、カウンセリング 50,000時間以上、HotPepperBeautyマタニティ部門東京エリア12ヶ月連続No.1の経験から、妊娠~健やかな出産を迎えるためのヒントお伝えしています。
/マタニティマッサージ・妊婦マッサージ